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2012年07月26日
独自の世界観が感じられて、すてきな作品ばかりでした!
7月7日から始めた来館者アンケートも、みなさんから、25日現在245名の方からご協力をいただきました。
ご観覧されたみなさんが、この展覧会をどう感じているのか どの年齢層の方々がお見えになっているのか 浜松市美術館では、どのような展覧会を今後開催してほしいのか 知りたくて、知りたくて…。
今日は、そのアンケートの途中集計を報告させていただきます。
★来館者アンケートの途中集計!
<「アール・ブリュット展」生(き)の芸術 来館者アンケート> (7.25現在:245名の集計)
①年齢層(高校生・専門学生・大学生の来館者が意外と少ないかな?)
②性別(少し女性の来館者が多いですね!)
③お住まい(県外からの来館者が意外と多いですね!)
④この展覧会はどこでお知りになりましたか?
(情報は、新聞、友達、ホームページなどからかー…。)
⑤展覧会は楽しめましたか?
(全体の約89%が楽しめたと回答!←ありがとうございます。)
⑥展覧会を観覧しての感想は? 作品を見ての感想は?(抜粋)
・意味深なものが多く、よく分からなかったですが、心を引き付けられる作品が多くて、おもしろかったです。
・健常者の私が恥ずかしくなった。
・初めてこのジャンルにふれることとなりました。よかったです。
・魲万里絵さんの作品は、内側からのエネルギーが強く感じられたし、色の選択も見るだけで圧倒させる作品でした。
・舛次崇さん、伊藤賢士さんの作品(女の人等)は大胆な構図と配色に感心しました。
・辻勇二さんの作品(旅の思い出・フランス)は、ずっーと見ていたい絵ですね。
・佐藤朱実さんの作品は、細かい模様がすごいと思いました。
・水谷伸郎さんの電車は、中にもしっかり座るところがあってすごかった。
・独自の世界観が感じられて、すてきな作品です。
・パワーをもらいました。
・作家さんの意欲を感じました。
・ココロがブリュット、フルエマシタ!
・特に藤岡さんと佐藤さんの作品は、いずれも集中力のなせる技だと感じます。その細やかさ、連続性、大胆さに感動です。
・子どもに見せたい作品がたくさんありましたが、見せたくないものもあったので、対象年齢が難しいなと思いました。
・いたずら描きと思わず、芸術ととらえる人が身近にいたことが素晴らしいと思いました。
・個性的なものがたくさん見れておもしろかった。
・ユニークな作品が多かった。
・各アーティストが、自由な発想でそれぞれ作品を作っていて。様々なバリエーションの作品があって楽しめた。
山西 敏子 Toshiko Yamanishi(1958年生まれ 東京都在住)
山西さんは、十代の頃より知的障害者入所施設で暮らし、40年近くになる。広告紙やスケッチブック、誰かが描きやめた紙の四隅など空き空間を見つけては描き続け、40年という歳月でその作品数は何千枚にも及ぶが、そのほとんどが劣化し、原型の美しさを留めているのは数十点ほどである。
山西さんの作品には、うねる流星のようなものが色鮮やかに描かれている。その流星のように見えるものは、よく見ると一つ一つに頭、身体、手足とあり、人であることが分かる。彼女に何かと尋ねると「母」であるという。彼女は十代の頃から始まる長い施設での暮らしの中で、母への想いを募らせ、作品へとその想いを転写していった。
近年では加齢とともに大分描く力は衰えてしまったが、その想いは時の経過に左右されることなく、恒常的に今も紙を前にすると母なる流星を描いている。文字を描けない彼女は文字に変わって、自分独自の方法で母へのラブレターを書き続けているようだ。
トピックス ⑥
★前売券好評販売中!ナント美しい絵画と出会う
「ナント美術館名品展」 -フランス近代絵画の流れ-
8月25日から10月8日まで開催される、特別展「ナント美術館名品展」-フランス近代絵画の流れの前売券が、7月25日から販売が開始されています。
ナント、大人1,200円のところ400円引きの800円ということで大変お得となっています。芸術の秋にふさわしい名品展です。ぜひご購入を…。※前売券は8月24日(金)まで販売します。
※前売券取扱所 浜松市美術館、秋野不矩美術館、市内画廊・画材店等(由美画廊、天象堂画廊、ページワン、彩画堂、画創清水、松屋星輝堂、遠鉄百貨店プレイガイド<新館7階>、ホテルコンコルド、チケットぴあ(Pコード765-270 サークルK・サンクス、セブンイレブンでも購入可)
※70歳以上の方、障害者手帳等を所持している方及びその介護者の方1名は、観覧料が半額(600円)となりますので、前売券の購入の必要はありません。当日窓口にて申し付けください。
ご観覧されたみなさんが、この展覧会をどう感じているのか どの年齢層の方々がお見えになっているのか 浜松市美術館では、どのような展覧会を今後開催してほしいのか 知りたくて、知りたくて…。
今日は、そのアンケートの途中集計を報告させていただきます。
★来館者アンケートの途中集計!
<「アール・ブリュット展」生(き)の芸術 来館者アンケート> (7.25現在:245名の集計)
①年齢層(高校生・専門学生・大学生の来館者が意外と少ないかな?)
②性別(少し女性の来館者が多いですね!)
③お住まい(県外からの来館者が意外と多いですね!)
④この展覧会はどこでお知りになりましたか?
(情報は、新聞、友達、ホームページなどからかー…。)
⑤展覧会は楽しめましたか?
(全体の約89%が楽しめたと回答!←ありがとうございます。)
⑥展覧会を観覧しての感想は? 作品を見ての感想は?(抜粋)
・意味深なものが多く、よく分からなかったですが、心を引き付けられる作品が多くて、おもしろかったです。
・健常者の私が恥ずかしくなった。
・初めてこのジャンルにふれることとなりました。よかったです。
・魲万里絵さんの作品は、内側からのエネルギーが強く感じられたし、色の選択も見るだけで圧倒させる作品でした。
・舛次崇さん、伊藤賢士さんの作品(女の人等)は大胆な構図と配色に感心しました。
・辻勇二さんの作品(旅の思い出・フランス)は、ずっーと見ていたい絵ですね。
・佐藤朱実さんの作品は、細かい模様がすごいと思いました。
・水谷伸郎さんの電車は、中にもしっかり座るところがあってすごかった。
・独自の世界観が感じられて、すてきな作品です。
・パワーをもらいました。
・作家さんの意欲を感じました。
・ココロがブリュット、フルエマシタ!
・特に藤岡さんと佐藤さんの作品は、いずれも集中力のなせる技だと感じます。その細やかさ、連続性、大胆さに感動です。
・子どもに見せたい作品がたくさんありましたが、見せたくないものもあったので、対象年齢が難しいなと思いました。
・いたずら描きと思わず、芸術ととらえる人が身近にいたことが素晴らしいと思いました。
・個性的なものがたくさん見れておもしろかった。
・ユニークな作品が多かった。
・各アーティストが、自由な発想でそれぞれ作品を作っていて。様々なバリエーションの作品があって楽しめた。
作家紹介(28)山西 敏子
作品名 母
山西 敏子 Toshiko Yamanishi(1958年生まれ 東京都在住)
山西さんは、十代の頃より知的障害者入所施設で暮らし、40年近くになる。広告紙やスケッチブック、誰かが描きやめた紙の四隅など空き空間を見つけては描き続け、40年という歳月でその作品数は何千枚にも及ぶが、そのほとんどが劣化し、原型の美しさを留めているのは数十点ほどである。
山西さんの作品には、うねる流星のようなものが色鮮やかに描かれている。その流星のように見えるものは、よく見ると一つ一つに頭、身体、手足とあり、人であることが分かる。彼女に何かと尋ねると「母」であるという。彼女は十代の頃から始まる長い施設での暮らしの中で、母への想いを募らせ、作品へとその想いを転写していった。
近年では加齢とともに大分描く力は衰えてしまったが、その想いは時の経過に左右されることなく、恒常的に今も紙を前にすると母なる流星を描いている。文字を描けない彼女は文字に変わって、自分独自の方法で母へのラブレターを書き続けているようだ。
トピックス ⑥
★前売券好評販売中!ナント美しい絵画と出会う
「ナント美術館名品展」 -フランス近代絵画の流れ-
8月25日から10月8日まで開催される、特別展「ナント美術館名品展」-フランス近代絵画の流れの前売券が、7月25日から販売が開始されています。
ナント、大人1,200円のところ400円引きの800円ということで大変お得となっています。芸術の秋にふさわしい名品展です。ぜひご購入を…。※前売券は8月24日(金)まで販売します。
※前売券取扱所 浜松市美術館、秋野不矩美術館、市内画廊・画材店等(由美画廊、天象堂画廊、ページワン、彩画堂、画創清水、松屋星輝堂、遠鉄百貨店プレイガイド<新館7階>、ホテルコンコルド、チケットぴあ(Pコード765-270 サークルK・サンクス、セブンイレブンでも購入可)
※70歳以上の方、障害者手帳等を所持している方及びその介護者の方1名は、観覧料が半額(600円)となりますので、前売券の購入の必要はありません。当日窓口にて申し付けください。
Posted by ブリュット at 23:59